【浮気調査アプリで浮気調査ができるのか?】

近頃、浮気調査アプリなるものを耳にします。
浮気調査アプリと聞いてもピンと来ないかもしれません。携帯電話等の機能を応用して浮気調査に活用するというものです。

本来は防犯の目的で携帯電話やスマートフォンを遠隔で操作する目的で作られたものが多いのでしょうが、配偶者や交際相手の行動を把握するために応用できることから、こう呼ばれるようになったのでしょう。GPSアプリとも呼ばれます。
主な機能としては以下のようなものがあります。

・位置情報の取得
・音声録音
・カメラの起動、撮影
・携帯電話内のデータの確認
・通話履歴の確認、等々


遠隔操作でカメラを起動したり、音声を録音したりする機能は盗聴・盗撮アプリとも呼ばれています。 

 

(例)iPhoneを探す

 

自分の携帯にこのようなアプリを仕掛けられていたら、と考えると恐ろしいものですね。

確かにこのようなアプリを本人に気付かれないように使用すれば、大きな情報を得られることでしょう。
しかし、こういったアプリはバレないのでしょうか。違法ではないのでしょうか。また、証拠として採用されているのでしょうか。

3つの疑問に関して順番に説明していきます。



1.浮気調査アプリはバレないのか
浮気調査アプリの中にはスマートフォンにインストールした後、アイコンを非表示にできるものもあるようです。
また位置情報を取得しても通知が来ないものもあります。
ですが、全てのアプリや機能に関して言えることは最初に相手のスマートフォンを操作して設定する必要があります。

それを行うためにはスマートフォンのロックを解除して、相手に見られないように設定しなければなりません。なかなか難しいことだと思います。
仮にそれができたとしても次の2つの問題に引っかかってしまいます。

2.浮気調査アプリを仕掛けて操作しても違法ではないか 

 

多くのケースが法律に触れる可能性があります。
民事で言うとプライバシーの侵害で損害賠償・慰謝料請求をされる恐れがあります。
また、刑法では不正指令電磁的記録に関する罪に該当する可能性があります。

これはどういったものでしょうか。
簡単に説明すると、正当な理由もなく、人が使用する電子計算機(コンピューターの総称、スマートフォンも含む)を、使用者が意図しない動作をさせてはいけないというものです。
内容にもよりますが、2〜3年以下の懲役、30〜50万円以下の罰金が課せられます。

また、自分以外のパソコンやスマートフォンのパスワードを勝手に解除して操作する行為は不正アクセス禁止法に該当します。
これは3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられます。

3.浮気調査アプリを使用して収集した証拠は裁判所で採用されるのか


上記の内容を確認された方はアプリを使用する気はなくなってしまったかもしれませんが、
こういったアプリを使用して集めた証拠は使えるのでしょうか!?
結論から言うと使えません。
違法な手段を用いて収集した証拠は、裁判所は採用しないとしています。


また、違法な手段を取らずとも、ETCやカーナビの履歴、位置情報(GPS)の記録等を収集することはできるかもしれません。
しかしながら、これは車や携帯がその場所にあっただけで、本人がそこにいたということにはなりません。
またその記録があったとしても、それはどの車で、誰が使用していたものなのかということを裏付けることは困難なことです。

4.では、どうやって証拠を集めれば良いのか
 

浮気調査アプリを使用することを完全に否定するわけではありません。
但し、それを行うにはリスクが大きすぎるので、あまりおすすめはできません。


では実際に証拠を集める場合はどうすれば良いのでしょうか。
証拠といっても離婚したいのか、慰謝料請求をしたいのか、一緒にいたことを認めさせたいだけなのかといったことによっても変わります。
もちろん多くの方は言い逃れのできない、相手がどう対応してきても、こちらが不利にならない証拠を求めると思います。
そうなるとやはり、不貞行為、つまり肉体関係があることを証明する証拠となります。

これは過去のブログにもありますが、ラブホテルへの出入りのシーンや自宅への出入り等が必要になってきます。
しかし、ただ出入りしているシーンを撮影すれば良いというものではありません。

どういったものが、証拠能力が高いのか、どういったものを撮影すればよいかということを把握しておく必要があります。
さらには複数回の不貞行為の証拠を集める必要があります。
これは決して容易なことではありません。万が一自分が調査していることに気付かれて、二度と調査ができなくなってしまうよりかは、お金がかかるかもしれませんがプロの探偵業者に仕事をしてもらうのが一番安全です。
但し、情報が少ない中で調査を依頼すると、最終的に必要な情報を集めるためにある程度の費用がかかることが予測されます。
そこで、探偵の費用を抑えるコツ、探偵に依頼する前の下準備をご案内します。

浮気調査アプリを使用せずに情報収集~探偵の費用を安く抑えるコツと準備~

探偵が浮気調査で行うことは不貞行為の証拠収集だけではありません。
離婚や慰謝料請求を考えるのであれば、浮気相手の住所や氏名といった情報も収集する必要があります。

浮気相手がどこの誰なのかということを最初から把握していれば、その部分に関しては調査する必要がなくなります。
また、浮気相手の情報を把握していれば、配偶者や交際相手ではなく、浮気相手の行動把握をメインに行うこともできます。
尾行や張り込みの都合上、そちらのほうが効率良く調査が進む場合もあります。

このように、把握している情報によっては、調査を省略したり、簡素化したりできることもあります。
こういった情報の中には、法に触れるリスクを冒さずに入手できるものも多くありますので、いくつかご紹介します。

また、配偶者や交際相手だからこそ入手できる情報なので、こういった情報を集めてから探偵業者に相談すると良いでしょう。



1.相手の氏名や住所に関すること

依頼される方が元々把握している場合もあります。
把握していない場合でも、調査した後に知っている人物であったということは多々あります。携帯電話のメールやLINEから下の名前だけわかっているという場合もあるかと思います。何か心当たりのある方は下記の内容を確認してみてください。

・年賀状
・配偶者や交際相手の従業員名簿
・フェイスブック等、SNSで友人になっている人物
・日記や手帳
・携帯電話のメールやLINE、アドレス帳(※確認できる場合のみ)
・ETCやカーナビの履歴を見る

2.浮気していると思われる日程・曜日

探偵の費用を抑えるためには非常に重要なことです。
例えば一週間に一度しか浮気相手に会わない対象者がいたとして、いつ浮気するかわからずに毎日調査するのと、日程を絞って一日だけ調査するのでは、当然、料金は変わってきます。

これは予測しやすい対象者と予測しにくい対象者に分かれます。しかし、長期間になれば規則性が出て来る可能性はあります。
下記のことを確認してみて下さい。異変を感じたら必ず日付と曜日を記録してください。

・日記や手帳を見る
・携帯電話のメールやLINEを確認する(※確認できる場合のみ)
・外泊した日、帰りが遅かった日等、いつもと違う動きをした時は日付と曜日を記録する
・洗濯物を確認する(いつもと違う下着をつけていたり、香水や精液が付着していたりしないか)
・出勤予定、シフト表等を確認する(休日にも関わらず、仕事と申告する場合もあります)
・服装をチェックする(いつもと違う様子は無いか)
・帰宅時の様子を確認する(浮気相手と会った後は機嫌が良いことが多いようです)
・パソコンの検索履歴を確認する


その他、浮気相手に関して把握している情報、例えば使用している車の車種や色、ナンバー等や携帯電話の番号等がわかれば、情報を提供しましょう。 

最後に

浮気(不貞行為)の証拠を掴むということは決して容易なことではありません。
どちらにしても最終的な証拠や必要となる情報は、浮気調査アプリでもなく、機械が集めるものでもなく、実際に人が動いて集めるしかありません。
ご自分で調査される方もいますが、探偵に依頼するのであれば、探偵業者と依頼される方の情報の共有や協力が非常に重要です。
中には依頼者からの情報も参考にせずに、効率の悪い仕事をする探偵もいます。

相談や見積りの段階では具体的な情報を伝える必要はありません。どういったことを把握しているかということを伝えて頂ければ、経験の豊富な探偵ならおおよその調査予定が組めることでしょう。
反対にどういった事を把握しているかということがわからなければ、具体的な料金を算出することは難しいでしょう。
そのため、電話やメールで相談した時と、実際に訪問して見積りを依頼した時とでは料金が異なるということもあるかと思います。

把握している情報をしっかりと伝えて、それによって無駄を省き、効率良く仕事をする探偵を選びましょう。
相談の段階である程度見えてくるはずです。調査方法や料金プランに納得がいかなければ依頼を見送るという判断も時には必要です。 

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